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株式会社ウェルスペントのファイナンシャルプランナー、横田健一です。

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みなさんは保険にいくつ入られているでしょうか?

  • 死亡保険(生命保険)
  • 医療保険
  • がん保険
  • 火災保険
  • 地震保険
  • 自動車保険
  • 賠償責任保険

などなど、さまざまな保険商品が販売されています。

 

保険契約では、保険料を払う一方で、保険事故支払事由)と呼ばれる事象が発生した際に保険金を受け取ります。

 

例えば、死亡保険に加入された場合、月々4000円の保険料を支払う代わりに、今後10年以内に死亡され場合は、3000万円が支払われる、といった契約ですね。

 

この3000万円、支払われる人生と、支払われない人生だったら、どちらが幸せでしょうか?

 

言い換えると、

 

支払われる人生というのは、何かの原因で死亡されてしまう人生であり、払い込んだ保険料総額に比べて多額の保険金を遺族の方が受け取られるシナリオ

 

ということになりますし、

 

支払われない人生というのは、10年以内は命に別状はなく、無事に過ごすことができる一方、10年間は保険料を払い続け、その保険料は払い損になってしまうシナリオ

 

ということになります。

 

考えるまでもなく、支払われない人生の方が幸せですよね?

 

上の例では死亡保険ですが、

 

火災保険や地震保険であれば火災や地震でマイホームが損害を受ける人生

 

ということになりますし、

 

自動車保険であれば、何かしらの自動車事故を起こしてしまう人生

 

ということになります。

 

せっかく建てたマイホームが火災で全焼した場合、「保険金が出れば、これでまた新築の家に住めるぞ!」なんて喜ぶ方はいないと思います。

 

このような意味で、保険契約をした場合、保険料は結果的には払い損になる人生の方が幸せな人生と言えるのではないでしょうか。

保険契約というのは、本来保障機能を受けるためのものですので、保険事故(支払事由)に該当する事象は発生しないに越したことはないわけです。

 

これがタイトル前半の「保険料は払い損になった方が幸せでしょう!」の意味です。

 

一方で、どうせ払い損になるということであれば、保険料は安いに越したことはありません。

保障内容が同じなのであれば(同じかどうか見極めるのが難しいケースも多いかもしれませんが)、支払う保険料は安い方がいいでしょう。

 

それがタイトル後半の「でも損する金額は少ない方がいいでしょう!」の意味です。

 

保険というと、保障機能のみならず、貯蓄機能も兼ね備えた商品も多く、わかりづらくなっている面は否めませんが、保険の本来の機能である保障という部分に注目すれば、このように考えるのがよいのではないでしょうか。

 

そういう意味では、「公的年金」も「公的年金保険」ですから、保険料は払い損になった方が幸せな人生と言えるかと思います(自分が支払った保険料と給付された金額の見合いで損得を計算すること自体にほとんど意味はないわけです)。

保険給付のお世話になることなく、過ごせた人生は幸せだとは思いませんか?

 

よろしければ以下の記事もご覧頂ければと思います。

よく「公的年金」と呼ばれていますが、より正確には「公的年金保険」なんです!年金ポータル開設されました!

 


皆様の資産形成の一助となれば幸いです。

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