お金を貯めよう!
資産形成しよう!
と思い立った時、みなさんは何から手を付けますか?
いろいろなやり方があると思いますが、今回は、資産形成しよう!と思い立った時に、どんな方法があるのか、具体的なアクションプランを考えるための選択肢を確認していきたいと思います。
資産形成とは?
そもそも資産形成とは何でしょうか。
一般的に、社会に出て働きながら人生の前半ではお金を貯め、人生の後半では公的年金などの年金を受け取りながら、それまでに貯めてきたお金を取り崩しながら生活していくことになります。
具体的には次の図をイメージして頂ければと思いますが、資産形成はまさにこの前半部分でお金を貯めていくプロセスになります。
資産形成については次の記事もご覧頂ければと思います。
資産形成を行う際の選択肢
資産形成を始めようと思ったら、具体的にどのようなアクションが考えられるのでしょうか。
次の図のように「資産形成」を分解して、考えてみました。
まず大きく分けると、次の2つに分かれます。
- 収入拡大
- 支出抑制
収入を増やしていくか、支出を抑えていくか、ということです。
収入を増やしていく場合は、さらに大きく次の2つに分かれます。
- 自分で仕事をして稼ぐ勤労所得を増やしていくのか(自分で働く)
- 株式や不動産などに投資をすることで財産所得を増やしていくのか(お金に働いてもらう)
一方、支出を抑えていく方法としては、一般的には生活費の見直しという意味では固定費の見直しがあります。また、税制優遇制度を最大限利用することで、少しでも税金を抑えていくという方法もあります。
そして、お子様がいらっしゃる場合には、私立学校への進学を予定されていた場合に、一部を公立学校に変更するなど、教育プランの見直しというのも効果が大きい部分かと思います。
収入拡大、支出抑制のそれぞれについて大まかな選択肢を確認しましたが、ご家庭の事情によって、取り組みやすいもの、取り組みにくいものといろいろあるのではないでしょうか。
資産形成を始めようと思ったら何からやるか?
最後に本日のタイトルにもなっている、何から始めるか、を考えてみたいと思います。
勤労所得や財産所得を増やしていくというのは、実際にアクションを起こしても、効果が出始めるまで少し時間がかかるかと思います。しかし、実際に行動を起こしていけば、将来的には資産拡大への貢献は大きなものとなるでしょう。
一方、支出抑制については、取り組み始めると、比較的短期的に効果が出ると思います。
特に固定費(通信費、保険料、住居費など)の見直しは、少し敷居が高いと感じられるもの(例えば住宅ローンの借り換えなど)もあるかもしれませんが、一度アクションを起こすと、すぐにその効果はあらわれ、長期的に効果が継続するものです。
各ご家庭の事情も異なると思いますので、一般的に「これから始めるべき」と言うことは難しいのですが、まずは敷居が低く、取り組みやすいものから手を付けてみてはいかがでしょうか。
上でご紹介した資産形成の分解図をよくご覧頂き、
これならできそう!
これをやってみたい!
というものから、1つずつ始めてみて頂ければと思います。