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最新の世界の株式時価総額(MSCI 浮動株基準、2018年9月):先進国が上昇!

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資産形成ハンドブックでは、以下の記事でもご説明していますが、資産形成していく際にリターンを求めて投資する先としては、世界の株式に幅広く投資していくのがよいと考えています。

 

世界の株式に幅広く投資する方法(2)~つみたてNISAの対象商品から商品を選ぶ~

長期投資で利回り5%程度を実現するためのオススメ投資信託(2020年10月)

 

1本の投資信託で日本、先進国、新興国とすべてをカバーできればよいのですが、現在日本国内で販売されているものは、日本、先進国、新興国とそれぞれ独立したものの商品が充実しており、「特定の1本で全世界に投資!」というより、日本、先進国、新興国の3つを組み合わせて投資した方がコストが安くなるのが現状です。

 

そこで、それぞれの割合(浮動株基準時価総額ベース)がどのようになっているか、最新の状況を確認しておきたいと思います。

 

「そもそも時価総額って?」という方は、まず以下の記事に目を通して頂ければと思います。

株式の時価総額とは?日本では1位のトヨタ自動車も、米国アップルの約4分の1

株式の浮動株時価総額とは?

 

2018年6月末における世界の株式時価総額

まずは3ヶ月前の、2018年6月末の状況です。

 

20181005-MSCI-ACWI-20180630

 

これを見ると、

日本:先進国:新興国 = 7.6 : 80.8 : 11.6 ~ 7 : 81 : 12

となっていることがわかります。

 

2018年9月末における世界の株式時価総額

次に、最新の2018年9月末の状況です。

 

20181005-MSCI-ACWI-20180930

 

これを見ると、

日本:先進国:新興国 = 7.6 : 81.4 : 11.1 ~ 8 : 81 : 11

となっていることがわかります。

 

もっとざっくりでよければ

日本:先進国:新興国 = 1 : 8 : 1

でよいでしょう。

 

直近の推移

2018年3月末以降の推移を見ると以下のグラフのようになっています。

 

20181005-MSCI-ACWI-change

 

日本と新興国が低下する一方(日本:8.0%→7.6%、新興国:12.2%→11.1%)、先進国(日本を除く)が上昇しています(79.8%→81.4%)が、これは主に好調な米国株によるものでしょう。

 

今後もこの傾向が続いていくのか、どこかで日本と新興国が盛り返していくのか、コツコツ積立投資を継続しながら見守っていきたいと思います。

 

日本、先進国(日本を除く)、新興国のすべてに投資していると、長期的にどこが好調で、どこが不調であったとしても、あまり気にならなくなってきます。

それが分散投資のいいところですね。

 

次回3ヶ月後をお楽しみに!

 

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筆者プロフィール

株式会社ウェルスペント 代表取締役
ファイナンシャルプランナー

横田 健一

Yokota Kenichi

横田 健一

一人でも多くの方に、人生の最期で「有意義な人生だったなぁ」と感じていただけるよう、お金・資産形成の面から、皆様のお役に立ちたいと考えております。 お金についての漠然とした不安、不満など、一人で悩まず、ぜひお気軽にご相談ください。

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新しいNISA
かんたん最強のお金づくり

河出書房新社 2023年6月

横田 健一 著

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