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日経平均株価(日本)、TOPIX(日本)、MSCIコクサイ(日本を除く先進国22ヶ国)とご紹介してきましので、次は新興国を対象とした

エムエスシーアイ・エマージング・マーケット(MSCI Emerging Markets)

です。

 

MSCIとは?

いきなりMSCI Emerging Marketsにいくと大変なので、1つずつご説明していきます(MSCI Kokusai での説明と同じです)。

まず、前半のMSCIですが、これはMorgan Stanley Capital International(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)の頭文字で、会社名です。

 

どんな会社かと言うと

 

MSCI(英: MSCI,Inc.)は、アメリカ合衆国・ニューヨークに本拠を置く、金融サービス企業。株価指数の算出や、ポートフォリオ分析など幅広いサービスを提供している。ニューヨーク証券取引所上場企業(NYSE: MSCI)。

MSCI(ウィキペディア) より

 

ということで、株価指数(インデックス)の算出をしている会社です。

 

日本経済新聞社や東京証券取引所は、それぞれ新聞社だったり、取引所だったりが、株価指数の算出もしている、という感じですが、MSCIはどちらかというと株価指数を算出することが本業になっている会社です。

 

MSCI Emerging Marketsとは?

MSCIがわかったところで、MSCI Emerging Marketsとはどんな株式インデックスなのでしょうか。

 

一言で言うと、

中国や韓国などの新興国24ヶ国の株式を対象とした時価総額加重型の株式インデックスで、浮動株時価総額で上位85%程度の銘柄をカバーしているもの

という感じで、TOPIX(東証株価指数)と同じ、時価総額ベースの株式インデックスです。

 

いちおうMSCIによる正式な説明を載せておきます。

The MSCI Emerging Markets Index captures large and mid cap representation across 24 Emerging Markets (EM) countries*. With 846 constituents, the index covers approximately 85% of the free float-adjusted market capitalization in each country.

MSCI Emerging Markets ファクトシートより

 

MSCI Emerging Marketsのこれまでの動きは?

過去15年間にわたる、MSCI Emerging Markets指数の動きは以下のようになっています。

先進国23ヶ国を対象としたMSCI Worldと比較すると、新興国を対象としたMSCI Emerging Marketsの方がこの期間ではパフォーマンスがよかったことがわかります。

 

MSCI Emerging Marketsの構成国は?

新興国24ヶ国ということですが、実際の構成国は以下の通りです。

地域構成国
アメリカブラジル、チリ、コロンビア、メキシコ、ペルー
欧州&中東チェコ、エジプト、ハンガリー、ポーランド、ロシア、南アフリカ、トルコ、ギリシャ、カタール、UAE
太平洋中国、インド、インドネシア、韓国、マレーシア、フィリピン、台湾、タイ、パキスタン

 

MSCI Emerging Marketsの国別構成比率は?

では、この24ヶ国の構成比率はどのようになっているのでしょうか。

 

浮動株時価総額の割合になっていて、中国が約30%と、3分の1近くを占めています。続いて、韓国、台湾が10%以上を超えており、これら3カ国で5割を超えています。そして、インド、ブラジルと続き、その他が28.2%となっており、MSCI Kokusaiが米国中心だったのと比べると、比較的分散していることが確認できます。

 

MSCI Emerging Marketsの構成上位10銘柄は?

構成銘柄数は846銘柄(2018年2月28日時点)なのですが、浮動株時価総額が大きい銘柄ほど、組入割合は高くなっています。

上位10銘柄を見てみると、以下の通り、テンセント、アリババ、サムソン、台湾セミコンダクター、ナスパーズ、中国建設銀行、バイドゥ、中国工商銀行(ICBC)、チャイナモバイル、平安保険と、大半が中国企業となっています。

 

最後に

ということで、MSCI Emerging Marketsという株式インデックスについてご紹介しました。

 

エムエスシーアイ・エマージング・マーケット?と聞くと、何のことだかわからない方が多かったと思いますが、日本国内で販売されている、いわゆる「新興国株式インデックス・ファンド」は、ほとんどがこのMSCI Emerging Marketsに連動するタイプのインデックス・ファンドです(インデックス・ファンドについては改めてご説明致します)。

 

このMSCI Emerging Marketsに連動するインデックス・ファンドを購入すると、それを買うだけで、新興国24ヶ国の846銘柄に分散して投資することができるわけです。これって、スゴイことだと思いませんか?

投資信託を1銘柄買うだけで、846もの株式に、幅広く分散して投資できるということなんです。

 

資産形成としての株式投資をしていく場合には、重要なインデックスですので、ぜひ頭の片隅に入れておいて頂ければと思います。

 

 

皆様の資産形成の一助となれば幸いです。

お問合わせはこちらからお待ちしております。