マーケットの動きが荒くなっています。
1日でNYダウが700ドル以上、日経平均株価が400円以上と大きく下げる日がありました。
NY株767ドル急落 為替操作国指定でダウも大幅下落
2019年8月6日10時05分
週明け5日の米ニューヨーク株式市場は、米中貿易摩擦激化への警戒感から、大企業でつくるダウ工業株平均が急落し、下落幅は一時961ドルに達した。終値は前週末比767・27ドル(2・90%)安い2万5717・74ドルで、今年最大の下げ幅を記録した。
この日の取引時間終了後、米政権が中国を「為替操作国」に認定したと発表したのを受け、先物取引でダウ平均はさらに500ドル超も急落する場面があった。6日も大幅下落で始まる可能性がある。
5日の上海外国為替市場で人民元相場は一時、1ドル=7・0元台と11年ぶりの安値水準に低下。中国当局が米中貿易摩擦の長期化をにらんで通貨安を容認した、と受け止められた。元安になれば米国による追加関税の影響が和らぐ。
トランプ米大統領はツイッター…
朝日新聞デジタルより引用
「つみたてNISAやiDeCoで初めて積立投資を始めてみました」といった方には、心穏やかでない方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、人生に必要な資産形成は20年、30年と長期間かけて行なっていくものであり、1年、1ヶ月、1週間、1日といった短期的なマーケットの変動はほとんど影響しないと考えています。
次のグラフは、1969年12月末から2019年7月末までの世界株式のインデックス(MSCI WORLD、Net、USD、Monthly)を示しています。
1969年12月末を100として、2019年7月末の時点では6362となっています。
つまり、この50年弱(正確には595ヶ月)で、約63.6倍に増えたわけです。
1969年12月末に100万円を一括投資していたら、6362万円になっていたわけです(正確にはドル建てなので、少し違いますが)。
この595ヶ月間にわたる利回りを単純に計算してみると、年率換算で8.4%となっています。
何歳から本格的に資産形成を始めるか、それは人によると思いますが、人生100年時代において、
20代、30代から始められればその期間は40年、50年といった時間になるでしょうし、
40代、50代から始めても20年、30年といった時間になるでしょう。
上のグラフと同じ、1969年から2018年までのGDPを確認すると以下のグラフのように成長していることがわかります。
価格の変動に賭けて売買することなく、なぜ株式投資がリターンを生み出すのか。
ぜひその本質的なところを再度確認して頂ければと思います。
次の記事でご説明していますので、ぜひご覧頂ければと思います。
https://shisankeisei.jp/investment-for-building-wealth/economy-gross-domestic-product/