本日も、筆者が企業型確定拠出年金に加入して運用していた2001年から2018年1月までのアセット・アロケーションを振り返ってみたいと思います。
これまでの記事をまだ読まれていない方は、こちらを先にお読み頂ければと思います。
本日は2009年9月から2013年3月までのアセット・アロケーションと損益率を確認していきます。
2009年9月から2013年3月までのアセット・アロケーション
この期間のアセット・アロケーションをグラフにすると次のようになっています。
では、具体的に見ていきたいと思います。
2009年9月から20012年9月までのアセット・アロケーション
2009年3月に変更して以降、2012年9月までは特に変更せず、次のようなアセット・アロケーションにしていました。
- 40% 野村DC外国株式インデックスファンド
- 20% 野村DC新興国株式インデックスファンド
- 10% 野村DC外国債券インデックスファンド
- 30% 野村新興国債券インデックスファンド
上から順番に、先進国株式、新興国株式、先進国債券、新興国債券をそれぞれ投資対象としたインデックスファンドです。
株式6割、債券4割といったアセット・アロケーションになっています。
変更しなかった理由というのも特にないのですが、株式と債券のバランス等、なんとなく居心地がよかったのかもしれません。
2013年3月時点のアセット・アロケーション
その後、2013年3月時点では、次のようなアセット・アロケーションに変更していました。
- 20% 野村DC外国株式インデックスファンド
- 50% 野村DC新興国株式インデックスファンド
- 10% 野村DC外国債券インデックスファンド
- 20% 野村新興国債券インデックスファンド
選んでいる投資信託自体はそのままで、割合のみを変更した形になっています。
先進国株式と新興国債券を減らし、その分を新興国株式にまわしています。
2009年9月から20013年3月までの損益率
この期間の損益率はグラフのようになっています。
ここでは、
損益率 = 時価評価額 / 掛金額累計 – 1
として計算しています。
前半はそこそこのプラスを維持していましたが、2011年9月時点で損益がマイナスまで悪化しています。米国債のデフォルト懸念による米国債ショックの影響を受けて一時的に世界同時株安が起きたためかと思われます。
しかし、その後は回復し、2013年3月+37.7%と大幅なプラスにまで戻しています。
長期投資は、山あり、谷あり、ということで、いい時もあれば悪いときもあります。
コツコツ続けていく忍耐力が必要かと思いますが、確定拠出年金の場合、原則60歳まで引き出しできないということで、ある意味強制的に継続できるのは一つのメリットだと思います。
以上、2009年9月から2013年3月までのアセット・アロケーションと損益率でした。
続きはこちらです。
よろしければ、次の記事もご覧頂ければと思います。