本日も、筆者が企業型確定拠出年金に加入して運用していた2001年から2018年1月までのアセット・アロケーションを振り返ってみたいと思います。
これまでの記事をまだ読まれていない方は、こちらを先にお読み頂ければと思います。
本日は2005年9月から2009年3月までのアセット・アロケーションと損益率を確認していきます。
2005年9月から2009年3月までのアセット・アロケーション
この期間のアセット・アロケーションをグラフにすると次のようになっています。
では、具体的に見ていきたいと思います。
2005年9月から2008年9月までのアセット・アロケーション
2005年3月に変更して以降、2008年9月までは特に変更せず、次のようなアセット・アロケーションにしていました。
- 30% フィデリティ・グローバル・エクイティ・オープンB
- 30% GS世界債券オープンB
- 40% フィデリティ・ジャパン・オープン
上から順番に投資対象は、外国株式、外国債券、日本株式ですので、株式が7割、債券が3割のアセット・アロケーションとなっていたわけです。
この期間、アセット・アロケーションを一切変更していなかったことになるわけですが、考えられる理由としては、
この期間のうち、2006年6月頃から2008年3月頃までイギリスで生活していましたので、企業型確定拠出年金のことを忘れていた
ということが考えられます。
実際のところ、当時何を考えていたのか、正直覚えていないのですが、いずれにしてもこの3年ほどはほったらかしにしてあったようです。
2009年3月時点のアセット・アロケーション
2009年3月と言えば、リーマン・ショック後株式市場が底を打った時期と重なりますが、この頃になってアセット・アロケーションを変更しています。
- 40% 野村DC外国株式インデックスファンド
- 20% 野村DC新興国株式インデックスファンド
- 10% 野村DC外国債券インデックスファンド
- 30% 野村新興国債券インデックスファンド
上から順番に、先進国株式、新興国株式、先進国債券、新興国債券をそれぞれ投資対象としたインデックスファンドです。
株式6割、債券4割といったアセット・アロケーションになっています。
なぜこのアセット・アロケーションにしたのか、、、?
おそらく大した根拠はなく、
やっぱり株式が多めの方がリターン高くなりそうかなぁ、でも、債券なら新興国の方が利回り高そうだなぁ、、、
といったところだと思います。
2005年9月から2009年3月までの損益率
この期間の損益率はグラフのようになっています。
ここでは、
損益率 = 時価評価額 / 掛金額累計 – 1
として計算しています。
前半は含み益が2~3割程度出ており順調でしたが、後半はリーマン・ショックにより急速に損益率が悪化、それまでの含み益をすべて吹き飛ばした上に、1割程度の含み損にまで陥っています。
長期投資において、短期でのパフォーマンス評価がいかに意味がないかがよくわかるのではないでしょうか。
この時点で、企業型確定拠出年金に加入してまだ10年足らず。
まだ短いですね。
以上、2005年9月から2009年3月までのアセット・アロケーションと損益率でした。
続きはこちらです。
よろしければ、次の記事もご覧頂ければと思います。
https://shisankeisei.jp/investment-for-building-wealth/asset-allocation/