配偶者と同居されている30代もしくは40代の方を対象に調査したところ、“貯まる家庭”と“貯まらぬ家庭”では、家計金融資産に最大670万円の差が生まれているようです。
一体、何が違うと、このような結果になるのでしょうか。早速、具体的に見ていきましょう。
ということで、全国の既婚者400人に聞いた、「楽天市場 夫婦のお財布調査2018」の内容を確認していきます。
調査の概要
□■□ 調査概要 □■□
標 題 : 「家計の管理」に関する意識調査
調査主体 : 楽天市場
調査期間 : 2018年6月2日(土)~3日(日)
調査方法 : インターネット調査
調査対象 : 全国の30-40代男女400名(30代男女各100名、40代男女各100名)
調査機関 : 楽天リサーチ
約半分の家庭で奥さんが財布を管理
家計の管理者については、妻と答えた方が51%とほぼ半数で、夫と答えた方は26%に留まりました。
どちらかでも管理されているのであればいいと思いますが、「特に管理していない」と答えた方が3%いらっしゃるのも、少し気になりますね。
男性はキャッシュレス決済派、女性は現金とキャッシュレスがほぼ均衡
最近は電子マネーやクレジットカードなど、キャッシュレス決済手段が増えてきていますが、男性はキャッシュレス決済を積極的に利用しているようです。
一方、女性は、現在のところ、キャッシュレス派と現金派がほぼ均衡しており、キャッシュレス決済への移行は男性ほどではないようです。
「よく話し合う」夫婦はキャッシュレス決済派で、キャッシュレス決済派はお金持ち?
お金の使い方、貯め方について「よく話し合う」と回答した夫婦に聞くと、キャッシュレス決済派が7割を占めているようです。
さらに、それぞれの家庭の金融資産額を聞くと、次のような回答になっています。
キャッシュレス決済派の家庭の方が金融資産額が多く、「キャッシュレス決済派」は「現金決済派」の約2倍、その差にして約550万円となっています。
キャッシュレス決済派というのは、そもそもお金についての意識が高いために、このような結果になっているのかもしれませんね。
決済方法にポリシーを持っている家庭は、ポイントもよく貯めている?
「キャッシュレス決済派」もしくは「現金派」の方が、「どちらかというとキャッシュレス決済派」「どちらかというと現金派」の家庭よりも、年間で10,000ポイント以上多くポイントを貯めているようです。
現金派の方が2番めに多いという結果は興味深いですね。
ポイントを貯めている派は、金融資産も多く貯めている
ポイント活用派と非活用派の家計金融資産を聞いたところ、ポイント活用派の金融資産の方が明らかに大きいという結果になっています。
ポイントを貯めるのが好きな人は自然とお金も貯まりやすい(お金を貯めるのが好きな人は自然とポイントも貯まりやすい、かもしれません)ということなのかもしれません。
「よく話し合う」夫婦は、月収の2割以上を貯蓄に
お金の使い方、貯め方について「よく話し合う」夫婦は、月収の21.20%を貯蓄にまわしているようです。
一方、「ほとんど話し合わない」夫婦では10.11%と、「よく話し合う」夫婦に比べて半分以下の水準になっています。
まとめ
この調査結果をまとめると、お金がよく貯まっている家庭(30代~40代)は、
- キャッシュレス決済派
- ポイントをよく貯めている
- お金の使い方、貯め方について夫婦で「よく話し合う」
- 月収の2割程度を貯蓄にまわしている
ということになりそうです。
まずはキャッシュレス決済から始めてみてはいかがでしょうか。
時間の節約にもつながりますよ。
調査結果の詳細については、全国の既婚者400人に聞いた、「楽天市場 夫婦のお財布調査2018」をご覧頂ければと思います。