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【2019年版】新社会人必読!お金と上手につきあい資産形成していくために身に付けておきたいの6つのこと

投稿日:

shinsyakaijin_run2

新社会人の皆さま、ご就職おめでとうございます!

 

新社会人として、新しい環境で初めての仕事に慣れていくことで精一杯かと思いますが、新社会人の今だからこそ、早めに身に付けておいて頂きたい、お金についての生活習慣をまとめておきます。

 

題して、「お金と上手につきあい資産形成していくために身に付けておきたい6つのこと」です。

 

本記事は、ちょうど1年前の以下の記事のアップデート版になります。

新社会人に読んでほしい!お金と上手につきあい資産形成していくために身に付けておきたい6つのこと

 

給与明細をきちんと確認し、公助・共助について理解する

社会人として働き始め、初めてお給料をもらうのは誰にとってもうれしいもの。ご両親へプレゼントを贈ったり、社会人として身だしなみを整えるために、身の回りのものを購入したりと、いろいろとお金が必要な時期だと思います。

 

あれを買ったり、これを買ったり、といろいろあるとは思いますが、一方でぜひとも理解しておいて頂きたいのが給与明細です。

 

最初の頃は新鮮でわからないなりにも給与明細を眺めるとは思いますが、慣れてくると手取り金額しか見なくなっていくものです。

 

しかし、給与収入からは社会保険料や税金などが差し引かれて、最終的に手取り金額になっており、特に社会保険料は日々の生活とも密接に関わってくるものです。

 

健康保険料厚生年金保険料雇用保険料といった社会保険料は、ただ引かれるわけではなく、保険料として支払っているわけですから、それに対する給付(サービス)が受けられます。その給付の中身をしっかり理解しておきましょう。

 

以下の記事もぜひご覧頂ければと思います。

https://shisankeisei.jp/managing-your-money/income-social-insurance/

 

また、職場では様々な福利厚生がある場合があります。特に大企業の場合は、福祉会や共済会などという名前で、給与から会費が差し引かれている場合もあります。

社会保険に加えて、職場の福利厚生もきちんと理解しておけば、民間の保険に入る必要はほとんどないかもしれませんので、きっちり理解しておきましょう。

 

特に、会社からの死亡弔慰金育英年金、健康保険組合からの付加給付など、聞き慣れない言葉が多いかもしれませんが、民間の生命保険への加入を検討される際には、その前に必ず確認しておくようにしましょう。

 

新社会人の方であれば、おそらくガイドブックのようなものが配布されているでしょうし、そうでない方もイントラネットなどで説明が見られるようになっていると思います。ぜひチェックしてみてください。

 

収入と支出を大まかにでも把握していく

収入の金額は給与明細、特に手取り金額を確認していればわかるのですが、支出についてもある程度は把握していきましょう。

 

「家計簿をつけて1円単位まで正確に!」とは言いませんが、社会人としての生活パターンがある程度確立してきたら、住居費、水道光熱費、通信費、食費、交際費、趣味・娯楽費など、大まかにでもいくらくらい使っているか、把握していくようにしましょう。

 

そして、お給料の振込口座と、生活費の支払口座をすべて同じ口座にしておくことで、貯蓄が増えたり、減ったりする様子がわかりますので、最初は口座を1つに集約しておくのがよいでしょう。

 

自分への投資を行っていく

長い人生、社会人としてスタートを切ったばかりです。資産形成していくには、やはりその仕事をきちんとやって、収入アップしていくことが早道です。

 

社内の先輩や同期とのネットワークを作ったり、英語やITなど仕事に役立つスキルアップを図ったり、業界の専門書からビジネス全般などいろいろな本を読んだり、自分への投資をしていきましょう。

 

すぐに成果は出ないかもしれませんが、「継続は力なり」で5年後や10年後には着実に成長しているのではないでしょうか。

 

手取り収入の1〜2割を天引きで積み立てる

まずは支出を収入の範囲内におさえることが重要(でなければ、破産してしまいます、、、)なのですが、できれば手取り収入の1~2割程度を天引きで積み立てていきましょう(少なくても1割はやりましょう)。

 

天引きで積立してしまうと、そのお金はもともとなかったものとして、意外と普通にやっていけるものです。

会社の財形貯蓄など給与天引きの仕組みを利用するか、給料日に自動で定期預金などに積立ができる銀行の自動積立サービスなどがオススメです。

 

以下の記事もぜひご覧頂ければと思います。

https://shisankeisei.jp/introduction-life-money/money-through-life/

https://shisankeisei.jp/introduction-life-money/principle-building-wealth/

 

つみたてNISAで毎月1000円の投信積立を始める

手取り収入の1~2割で積立金額を決めたらそのうち毎月1000円だけでよいので、つみたてNISAを活用して投資信託積立を始めてみましょう

 

つみたてNISA(金融庁)

 

最近は100円からでも積立できるのですが、100円だと少額すぎて、あまり自分事という感じにならない気がしますし、かと言って、毎月1万円だと、新社会人の方には少し負担が大きいと思います。

 

ということで、毎月1000円から始めるのがちょうどよいと思います。毎月1000円なら、1年間で1万2000円、5年間やっても6万円です。

 

対象商品としては、つみたてNISAの対象商品の中でも、世界の株式に幅広く投資できる投資信託がオススメです。

 

以下の記事、特に2つ目の記事では具体的なオススメ商品も紹介していますので、ぜひ目を通して頂ければと思います。

https://shisankeisei.jp/investment-for-building-wealth/

長期投資で利回り5%程度を実現するためのオススメ投資信託(2020年10月)

 

なお、この投資信託の積立については、難しければ無理に最初からやらなくても、社会人2~3年目くらいになってからでもいいとは思います。

 

よくわからないまま生命保険の契約をしない

これはするべきポイントではなく、してはいけないポイントです。

 

最近はだいぶ減ってきたようですが、昔は4月になると生命保険の営業の方が職場にやってきて、生命保険の営業活動をしていました。

 

近くにいる上司とかも、「社会人になったんだから生命保険くらい入っておかないとな!」なんて言ってきたりして、なんとなく加入される方が多かったのではないでしょうか。

 

ただ結婚されていないシングルの方は基本的に生命保険、特に死亡保険は必要ありませんので、自分にとって必要かどうかきちんと理解できないのであれば、入るべきではありません。

 

以下の記事もぜひご覧頂ければと思います。

生命保険(死亡保険)に加入する必要があるのはどんな人?~家族構成編~

 

最後に

社会人になって、まずは仕事のことが第一かと思います。

 

しかし、同時に、お金との基本的なつきあい方も身に付けていければ、その後もお金についてはそれほど苦労なく生活していけると思います。

 

特に、天引きで積立貯蓄をやっているかどうかは、3年、5年と時間が経ってくると、積立をしていない人との差はかなり大きくなってきますし、より重要なのは積み立てたお金の額もさることながら、天引き積立をやるという習慣です。

 

収入ぎりぎりまで使うことが習慣になってしまうと、なかなか天引き生活を始めることができず、貯蓄体質になれませんので、資産形成ができません。

 

ぜひ、新社会人の今のうちから、始めておきましょう!

 

用語集

専門用語もわかりやすく
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筆者プロフィール

株式会社ウェルスペント 代表取締役
ファイナンシャルプランナー

横田 健一

Yokota Kenichi

横田 健一

一人でも多くの方に、人生の最期で「有意義な人生だったなぁ」と感じていただけるよう、お金・資産形成の面から、皆様のお役に立ちたいと考えております。 お金についての漠然とした不安、不満など、一人で悩まず、ぜひお気軽にご相談ください。

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新しいNISA
かんたん最強のお金づくり

河出書房新社 2023年6月

横田 健一 著

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横田 健一

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