資産形成ハンドブックでは、資産形成していく際にリターンを求めるならば、世界の株式に幅広く投資していくのがよいと考えています。
一般的に、世界の投資対象を地域の観点で分類する際には、日本、先進国、新興国といった形で整理されることが多いのが現状です。
そこで、日本、先進国、新興国のそれぞれの株式に投資することを念頭に、それぞれの割合(浮動株基準時価総額ベース)がどのようになっているか、最新の状況を確認しておきたいと思います。
「そもそも時価総額って?」という方は、まず以下の記事に目を通して頂ければと思います。
2018年12月末における世界の株式時価総額
まずは3ヶ月前の、2018年12月末の状況です。
これを見ると、
日本:先進国:新興国 = 7.6 : 80.6 : 11.9 ~ 8 : 80 : 12
となっていることがわかります。
2019年3月末における世界の株式時価総額
次に、最新の2019年3月末の状況です。
これを見ると、
日本:先進国:新興国 = 7.2 : 81.0 : 11.7 ~ 7 : 81 : 12
となっていることがわかります。
もっとざっくりでよければ
日本:先進国:新興国 = 1 : 8 : 1
になります。
ちなみに、時価総額の水準は、40,565,340 Mから45,171,281 Mへと1割強回復していることがわかります。
日本、先進国、新興国の相対的な割合は、大きくは変わっていないですね。
MSCI浮動株基準時価総額の推移
2018年3月末以降の推移を四半期ごとに見ると以下のグラフのようになっています。
まあ、ざっくり言えば、変わらず、といったところでしょうか。
自分で書いておいてなんですが、フツーの個人の方が資産形成していく上で、このような変化を気にする必要性は高くないでしょう(だったら書くな、というツッコミが来そうですが)。