一般社団法人 金融財政事情研究会 が発行している、ファイナンシャル・プランナーのための実務専門誌、きんざいファイナンシャルプラン(KINZAI Financial Plan)3月号に掲載されましたのでご案内させて頂きます。
具体的には、「ケーススタディ」というコーナーに、
「住宅ローンを抱える40代夫婦への資産形成アドバイス」
というタイトルで7ページほどの記事として掲載されました!(P.28になります)
住宅ローンを返済中の方は一刻も早くすべて返済してしまいたい、と思われている方も多いのではないかと思います。
しかし、一方で、資産形成のための積立投資は行わず、1%を下回る(場合によっては0.4~0.5%といった)低金利の借入金を積極的に返済していくことは、資産形成の観点からは合理的な行動とは言えない可能性があります。
住宅ローン金利が2%、3%と高い時代ならいざ知らず、ゼロ金利、マイナス金利時代においても繰り上げ返済を最優先していくことは、人生100年時代の長期マネープランが重要になってくる状況において、必ずしも最適解ではありません。
本稿では、家計のバランスシートを作成し、そのバランスシートについて今後30年間のシミュレーションを行うことで、繰り上げ返済を優先した場合と、資産運用(積立投資)を優先した場合でどのような差が生まれるかを考察しています(あくまで1つの例ですが、30年後の資産額で3,000万円以上の差になっています)。
ファイナンシャルプランナーに限らず、住宅ローンを抱えている一般の方にもぜひ目を通して頂けたらと思います。
ということで、定期購読に加えて、主要書店でも販売されていますので、よろしければお手にとってみて頂ければと思います。