男女ともに平均寿命が過去最高を更新していることは、昨日の記事でお伝えしましたが、寿命が伸び続けていることはどのように捉えられているのでしょうか。
男性は81.09歳、女性は87.26歳と、男女ともに平均寿命が過去最高を更新!長期的なライフプランを意識していきましょう!
ということで、人生100年時代に関する意識調査(アクサ生命保険株式会社)から、人生100年時代がどのように受け止められているのか、確認していきます。
【調査概要】
【調査概要】
調査名: 人生100年時代に関する調査
調査期間: 2018年6月20日〜26日
調査対象者: 20代〜60代男女1,000名
実施方法: Webアンケート調査
人生100年時代は、ポジティブ、ネガティブがほぼ半々
人生100年時代については、ポジティブ、ネガティブがほぼ半々という結果になっています。
年代別に見ると、20代が最もポジティブと考えている一方で、40代、30代はポジティブと捉えている人の割合が低くなっています。
20代はまだ社会に出てからの年数が少なく比較的楽観的に考えている方が多いのかもしれません。
一方で、30代、40代の方は、仕事はもちろん、家庭、育児&教育、住宅ローンなど、いろいろな負担を感じられている方が多いのかもしれませんね。
老後の生活は約6割が悲観的
老後の生活については、約6割が悲観的、約4割が楽観的となっています。
こちらも年代別に見ると、20代が最も楽観的となっています。
長生きすることはリスクになると考えている人が約8割
「そう思う」「ややそう思う」を合計すると約8割の方が長生きすることはリスクになると考えているようです。
長生きリスクのトップ3は、「身体能力の低下」「収入の減少」「年金制度の破たん」
長生きリスクの具体的な内容については、次のような結果になっており、トップ3は「身体能力の低下」「収入の減少」「年金制度の破たん」となっていて、健康とお金についてのリスクを意識されている方が多くなっています。
4位以下についても、「病気にかかる」「判断能力の低下」「働けなくなること」というように、やはり健康やお金に関連する項目になっています。
逆に見れば、健康とお金についての備えをきちんとしておけば、人生100年時代の長生きリスクについては、それほど不安になる必要はないということかもしれません。
長生きリスクに充分な備えができているのは16%どまり
長生きリスクについて充分な備えができていると考えているのは、「とてもそう思う」「まあまあそう思う」を併せても16%となっており、8割以上の方が充分な備えができていないと考えられているようです。
100歳まで生きたいと考えている人は約2割
100歳まで生きたいと考えている人は2割ほどで、8割弱の方は100歳まで生きたいとは考えていないようです。
備えている人は、100歳まで生きたい意欲が2.5倍
人生100年時代に備えられている人と、備えられていない人に分けて集計すると、100歳まで生きたい人の割合が次のように、2.5倍ほど開いています。
備えられている人は、人生を楽しんでいて、将来に向けての不安がそれほどなく、できるだけ長く幸せな人生を続けていきたいと考えているのかもしれません。
健康とお金についての備えはできるだけ早くから始めておくのがよさそうですね。
理想的な年のとり方をしている著名人は「所ジョージ」と「黒柳徹子」
理想的な年のとり方をしている著名人については、1位から5位まで以下のような結果になっています。
自分の好きなことをしながら、言いたいことを言っている人が多い印象ですね。
最後に
いかがでしたでしょうか。
人生100年時代に向けて、期待もある一方、健康やお金のことなど不安に思う方が多いようです。
逆に言えば、健康とお金についての準備を少しずつでも行っていけば、人生100年時代を不安に思うことは少なくなるということですので、できることから健康とお金についての備えを始めていきましょう!
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