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どこに住むか。住宅を買うか、買わないか。(住宅)

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生まれる場所は選べませんが、大学入学、就職、結婚、出産などといったライフイベントをきっかけに住宅を選ぶ機会が増えていきます。

 

一戸建てに住むのか、マンションに住むのか。都心に住むのか、郊外に住むのか。

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都道府県別の1ヶ月家賃

いろいろな選択肢がありますが、ここでは総務省による「平成30年住宅・土地統計調査」から、都道府県別の1畳当たり家賃を確認してみます。

 

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結果はご覧の通り、東京がダントツの1位で、次いで神奈川、さらに京都、埼玉、大阪、千葉がほぼ横並び状態となっています。

 

総務省「平成30年住宅・土地統計調査」 より(1畳=1.65289㎡)

 

例えば、ワンルームのイメージで20㎡なら、東京だと約62,000円ですが、5位の大阪なら約39,000円となっています。

 

どこに住むかで家賃が大きく違ってくるわけですが、一般的に住居費は生活費の2~3割程度を占める大きな支出ですから、どこに住むかが生活費全体に与える影響が大きいことがご理解いただけるのではないかと思います。

 

住宅を買うか、買わないか。

学生時代の下宿や、社会に出て一人暮らしを始めた頃の住宅は、ほとんどの方が賃貸だと思いますが、ライフステージが進むにつれて、住宅を買うべきかどうか、を検討する方が増えていきます。

 

ここでは、金融広報中央委員会による「家計の行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]」(令和元年)から、持家・非持家の割合を確認してみます。

 

持家・非持家の割合(2人以上の世帯)

 

まず全世代で見ると、75%強、つまり4人中3人の方が「自分で購入」もしくは「相続・贈与」の形で、持家となっています。

 

そして、20代の持家比率は約27%ですが、年齢が上がるにつれて持家比率は上昇し、30代ですでに半分以上の方が持家となっているようです。

 

住宅って、いくらなの?

最後に、気になる住宅価格を確認しておきます。

以下の表は、住宅金融支援機構による「フラット35利用者調査」(2020年度)ですが、土地付注文住宅の全国平均が4,397万円、建売住宅の全国平均が3,495万円、そしてマンションの全国平均が4,545万円となっています。そして、同じく中古物件については、戸建てが2480万円、マンションが2971万円となっています。

 

住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」(2020年度)より(単位 万円)

 

家賃同様、住宅価格も地域、都道府県によって異なりますので、どこに家を買うかによって、その経済的負担は大きく変わってきます。

 

特に、賃貸であれば引っ越すことは比較的容易ですが、住宅を一度購入してしまうと、売却は賃貸ほど容易ではありません。よく「人生で一番高い買い物」と言われますが、住宅の購入に際しては、より慎重に判断していく必要があります。

 

住宅の選び方や、購入と賃貸などについては、改めて詳しくご説明しておりますので、そちらもご覧頂ければと思います。

 

次の記事は 結婚するには470万円?(結婚) です。

 

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