資産運用において一定のアセット・アロケーションを決定した上で、税引き後のリターンを最大化するために、異なる資産をどの口座で保有していくか(に配置するか)決定していくこと。
具体的には、課税口座である特定口座・一般口座、非課税口座であるNISA(少額投資非課税制度)口座、課税繰り延べ口座である確定拠出年金口座(企業型DC・iDeCo)などの各口座に、株式・債券・REIT(不動産)等の各資産(アセット)をどのように配置していくか決定していく。高いリターンが期待できる資産をできるだけ課税されない口座に、低いリターンしか期待できない資産は課税口座に配置することで、同じリスクの取り方(アセット・アロケーション)であっても、税引き後のリターンを最大化することが可能になる。
似た言葉に、アセット・アロケーションがあるため、混同しないよう注意が必要である。